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フコイダンとは

フコイダンとは

2022年7月8日
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- フコイダンシリーズ

カットインソーレ光町店ではおなじみのフコイダンですが、今回は改めてフコイダンについてご紹介させて頂こうと思います。

まずフコイダンとは何かと云いますと、海藻のヌルヌル・ネバネバした成分の事です。海藻と聞くとコンブやワカメ、めかぶなど色々思い浮かぶかと思いますがそのどれにもフコイダンは存在します。

ですが、その中でも最もフコイダンの含有量の多い海藻と云われるのが“もずく“で、カットインソーレ光町店で取り扱っているフコイダン製品の原料は全て“もずく“となっています。

ちなみにフコイダン＝海藻のヌルヌル・ネバネバとお伝えしましたが、更に細かくいうとフコイダンの中に含まれる“硫酸基“の量＝ヌルヌル・ネバネバの量や質ということになります。

更に詳しく言いますと、このヌルヌル・ネバネバの元であるフコイダンは海藻が潮流や砂、紫外線などの外的刺激から身を守り、乾燥や細菌を防ぐ為のバリアの役目を果たしたり、ダメージを受けた組織を自ら正常な状態に戻す役割があったりします。そして、そのバリアや再生力の強さというのがフコイダンの中に含まれる“硫酸基“の量によって決まります。これは人に使用した際にも同じ様に効果として表れる為、“硫酸基“の多いフコイダンを使用した方が皮膚や毛髪の保湿、バリアをしっかりと行え、自己治癒力や免疫力も強くなります。

それでは、“もずく“の持つ“硫酸基“の量はどの様に決まるのでしょうか。

その答えは生育環境やもずくからフコイダンへ精製する際の方法にあります。

まずは生育環境に関してですが、“もずく“というのは産地は多くあれど国産では含まれる“硫酸基“の量はたかが知れています。一般的に巷に出回っているフコイダン製品の多くは国産（主に沖縄産）のもずくを使用している様なのですが、そこまで“硫酸基“の結合含量が多くない為、バリアや再生力も効果はまちまちです。

では、カットインソーレ光町店で扱っているフコイダン製品の“もずく“の産地はどこなのかというと、トンガ王国という南太平洋の170の島々から成るポリネシアの王国です。

トンガ王国に生息する“もずく“は強い紫外線と激しい潮流にもまれながらも生き抜くために逞しく育ちます。品種も日本の物とは違い、新品種の希少種＝クラドシホンノバエカレドニアエという種類で“硫酸基“の結合含量が高い為、国産のもずくよりもバリアや再生力の効果は大きいです。

続いて、フコイダンの精製に関してですが、カットインソーレ光町店で扱うフコイダン製品は全て他には真似出来ない独自の抽出方法で行なっています。具体的には、海水に近いph条件下でマイルドに抽出を行うのですが、そうすることで抽出工程で遊離しやすいフコイダンと硫酸基の結合を守ることが出来ます。その結果、硫酸基の結合含量が13%以上の高分子フコイダンを保証することが出来ます。

以上の2点において、カットインソーレ光町店で取り扱っているフコイダン製品の“硫酸基“の結合含量の高さ＝皮膚や毛髪の保湿・バリアと自己治癒力や免疫力の強化力の高さをわかって頂けたかと思います。

ただ、ここまでツラツラと説明させて頂きましたが、所詮ウンチクの世界なので実際にご使用頂いた時にどうなのかというのが1番大切なことだと思います。

皆さんの髪の毛やお肌に対するお悩みにフコイダン製品が適しているのか適していないのか、そちらの判断をさせて頂くことが私達美容師の役割ではないかと思いますので、フコイダン製品を試してみられたい方はお気軽にスタッフまでお声掛け頂ければと思います。